アトリエROYM BLOG

2017年12月07日

三層立体構成カットについて、続編☆

最近やたらと丸くなったねと言われる河野です(笑)
だから丸いスタイル上げてみました( ;∀;)

当店が大事にしている立体構成のカットですが、毛束やブロックで考えるのも大事なのですが、

意外と見落としがちなのが、実は頭蓋骨です。。。

頭蓋骨って久々に打ってみたけど、字の印象なかなか思いですね(笑)

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カットに大事なのは実はベースにある頭の骨も読み取る事なのです。

なので、当店では最初にしっかり頭の骨を確認させていただいてからカットを始めていきます。

ちなみに頭の形を触らずにカットをスタートしてる場合完全にただなじませるカットだと思って間違いないかと思います。。。。

なぜなら側面などから垂直に毛束を引き出して頭皮と平行にまっすぐなカットラインを入れたとして、

その毛束が下に垂れた時に、頭の形がその毛先に出るからです。
しかし、左右全くの均等な頭の方ってほとんどいないんですよね。。

試しに、正面向いて鏡を見た時に耳の位置もほとんどの方が全く一緒の方は

いないかと思います。

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という事は頭の形を理解せずに左右揃えようとすると、

スキバサミあたりでバシバシすいて、結果表面の見え方だけなじませているという事になります。

それをしてしまうと切りたては何とかなっても、伸びてきたときに頭の出っ張りなんかの影響で変に広がったり跳ねたり、毛先が左右で違ったりします。

なので、わたくしは今日も遠慮なくお客様の頭をしっかり触らせていただきます!!(笑)

そこに毛束を三の構造で分けて考えるそぎの技術を入れると、ハサミだけで丸み出したり

逆にクセを抜いておさまり良くしてあげたり、

そして何より大事なのがその合理的デザインが長く持続されることなのです(^^♪

是非みなさんの頭もしっかり触らせてください☆(笑)

最後の締めがちょっときもくなってしまった

河野 たけるでした( ;∀;)